上海・中国各地からの手紙

中国に駐在して、7年になります。 なにかと世間?世界?を騒がせる中国からの発信です。 新しいもの好きなんで、スマホ、パソコン、タブレット、ネットネタも発信。 日本にいる方も、海外に駐在する方もどうぞ。

びぇー! もう壊した! Sony Tablet

買ったばかりのSony Tabletもう壊してしまいました!(;;

 

ぐやじい。 お気に入りで、”ふんふん♪”いいながら使っていましたが、

先ほど、SDカードを入れ変えたら、あり! なんか違和感が。。。

何かが詰まっているような感触で、SDカードを入れるスプリングの感覚と違います。 おかしい! このまま力を入れたら、壊れる! と咄嗟に引き出しました。 でSDカードのスロットルの隙間から中をのぞくと。。。 端子が見えるはずが、一部に何かが覆いかぶさっています。

 

げっ! なんだぁ!? 

 

先ほど入れ替えたSDカードを見ると、カードが破損しているではないですか!!!

”しまったぁ! 安物のマイクロSDカード用のアダプタの端子と端子の間のプラスチックが折れ曲がっていたのを、忘れて使ちゃった!”

その結果、たまたま中で、プラスチックの折れた部分が端子に触れて、ばらばらにになって、スロットルの中で詰まってしまいました。

 

格闘すること30分、ようやく針で折れたゴミを掃きだしました。

f:id:RONRONRON:20120422102624j:plain

左は正常なSDカード、真ん中のが詰まったゴミ、右が破損していたSDカードアダプタ

ようやく、SDカードを出し入れすることが出来るようになりました。

 

が。。 認識しません。 どこかの端子が破損しているようです。

 

あーあ。 お気に入りの機能が没です。 修理も中国に駐在しているので面倒です。 まあ、上海はSONYのサービスセンターが結構しっかりしているのを知っているので大丈夫と思いますが、やれやれ。。。

 

当面は、USB経由で使うとします。

f:id:RONRONRON:20120422105402j:plain

マイクロUSBの端子も、SDカードの端子も”やわ”なので、皆様もお気をつけください。m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

SONY Tablet を買いました。

SONY Tablet Sを買ってしまいました。

新しいi-Padを買おうかと思っていたのですが、結局SONY Tabletにしました。

 

f:id:RONRONRON:20120421213414j:plain

 

最大の理由は、 USB/SDカードが使える。 からです。

結果やいかに。

USB/SDカードの使い勝手は、Very Good です。 i-Padには、まねのできない拡張性です。 Wifiがあれば、USB/SDカードはいらないでしょう? とお思いの方もいるかも知れませんが、1MByte内外の写真やデータをやり取りするだけなら、それでもいいです。 1眼レフのデジカメでとった写真や、映画を見ようと思うとすぐに数100Mbyteから4Gbyteぐらいになります。 映画を持ち出すために、タブレット用にエンコーディングしてから持ち出すという手間も面倒です。こうしたシチュエーションでは大活躍です。

 

■ 写真を見るとき

1眼でとった写真のSDカードをポンと放り込んで、数100MByteの複数写真をぽんぽんきれいな画面で見れるのは、とてもいいです。 SDカードをコピーすることなく、そのまま閲覧チェックして整理整頓したあと、パソコンに取り込むなり、Web公開するなり、一次チェックを一眼カメラの小さな液晶ではなく、Tabletサイズで確認作業できるのはとても気持ちいいです。 

 これは、i-PADに出来ない業ですね。 Wifiだとどうしてももたつきますし、Wifi環境が整わない外で、カメラとTabletだけで、見られるのはいいですね。 Wifi経由のカメラも出来てきていますが、Tabletとダイレクトアクセスしていなければ、ルーター越えでのデータ転送を数100Mbyteを行うのは、世間の迷惑、不必要にルーター越えはしたくありません。まして、3G携帯の通信を使うのは、世間の迷惑で精神衛生上よろしくありません。

カメラ好きでしたら、ソニタブもはや必須品ともいえるかもしれませんね。

 

■ 映画を移動中などに見るとき

私は、中国に駐在しています。 中国では、著作権保護がゆるいため、極めて多くの映画やテレビがダウンロードで見る習慣が出来ています。 モバイル端末で映画や、ドラマを見てる数は世界一に違いありません。 ただ、画面解像度が悪いものが多い。 

従って、DVDをよく見ます。 DVDもコピーガードなど付いていませんので、エンコードしてモバイルで見ている人も多くいます。 MX動画プレーヤーを使うとなんと、DVDをそのままSDカードにコピーしたものがまんま綺麗に見えます。

ここで大活躍しているアプリは、ファイルマネージャ と MX動画プレーヤー です。 日本では、コピーガードされているものが多いので、このメリットは、海外ならではかもしれません。

蟻族

中国での住宅バブルの崩壊が予想されて久しいですね。 

上昇率は沈静化してきているように思いますが、高止まりしています。

バランスを崩した価格であっても、圧倒的な需要が底堅いです。

 

f:id:RONRONRON:20120414222700p:plain

圧倒的な需要を支える力の理由は、2つ感じます。

1 農村地区から、都市への人口流入とその方々の住宅所有率が、低いために、まだまだ、需要のほうが多い。

2 賃貸物件も出回るものの、日本のような借地借家法のように借主の不利益を保護するような法律がなく、形式平等主義に基づくために借家住まいは、きわめて不安定な状況であるため、家を買う要求が極めて強くなる。(とはいえ、地方都市は供給過剰になりつつありますが。。その状況については、また今度。。)

 

特に2の形式平等が何を生むのか? 

日本では考えられない状況が生まれています。(**!

 

通常契約は1年契約です。 家主が長期契約をしたがりません。長くて、2年契約です。 なぜなら、契約をすると、家賃が固定されてしまうので、契約を1年にして、1年ごとに10%-20%ぐらいの値上げをしたいからです。時には、25%以上の値上げを要求される例も聞きます。(;;

空きがでて、無収入期間が発生するリスクより、値上がりできる欲望を優先させます。

 

会社の事務所でも大家の都合で、追い出されます。契約満了であれば、契約を更新する権利は相互平等なので、大家の意思で、更新しないこともしばしばです。 内装工事をして原価償却も終わらない事務所を追い出されることになります! 自宅も追い出されます。 その結果、学校に通っている子供がいる家庭では、大問題になってしまいます。

私もこうした大家都合で2度追い出されました。(@@

 

引越しか?大幅値上げを飲むか?!という不安定な状況が1年に一度訪れます。結婚の条件に家が必要といわれる大きな要因になります。

 上海の比較的高級な住宅では、月払いの家賃という制度もありますが、地方都市では、1年前払いが当たり前です。 1年契約で1年分を前払いしないとアパートを借りることさえできません。 

いやなら借りるな、これが契約の平等主義の実態です。

 

学校を卒業して、都会で仕事をし始める新社会人が住める優良な物件もありません。 大きな家族が住むような物件が大半です。単身で住むような住居は、むしろ外人向けの高級物件になります。

その結果、新社会人は友達とシェアして住むのが普通になるんですよね。 大学生が何人もが一緒のアパートに住んでいて、一人で生活できない人は蟻族とよばれています。 

 

f:id:RONRONRON:20111214163505j:plain

こんな状況が、実はバブルを支える力になっています。 なんだかなぁ。

上海ナンバー

世界で最大の自動車販売台数に躍り出た中国ですが、車の増加スピードも尋常ではないので、様々な問題が出現しています。

上海でも朝夕の渋滞は、ますます酷くなっています。ただこれは、むしろ地方都市の方が酷いです。

上海は既に世界一の地下鉄網をもち、渋滞緩和に様々な取り組みを行っています。(実は、世界一にはマジックがあって、実際のところ東京の方が網としては発達しています。)

f:id:RONRONRON:20120410235844j:plain

上海市の政策の一つが車の登録の制限です。 しかし、経済発展の牽引地区とも言える上海での車の購買圧力は、強くなる一方です。 その結果、車の登録のためナンバーが高額で取り引きされてます。

 

昨年、4万元で取り引きされていたナンバーが、本日の新聞によると、3月の競売では、最低落札価格が、5万8300元になったということです。日本円にして75万8千円です。最低がですよ!(@@)

 

小型車に迫る価格です。 結局何が起きるかというと、大金もちは、上海ナンバーに乗ることができますが、そうでない新中間層は、近隣の都市でナンバーを調達すると言う技を使わざるを得ない。ということになります。 実際、上海で見かける安い車は、上海ナンバーではありません。

強烈な貧富の差が、様々な現象を生みます。 外資が会社を作ると、ナンバーが貰えます。うちの会社は、社用車は、いらない。と中国の友達に言ったら、売れば儲かるのに。。とのこと。 私は、法の目的と売るという行為の差に違和感を感じますので、売りませんでしたが、会社でも権力や決定権を持つと、お金が集まる国です。

f:id:RONRONRON:20120411000001j:plain

 

 

 

金の盾

中国からブログを発信する時は、いくつか注意が必要です。

f:id:RONRONRON:20120408144307j:plain

 日本にいるときは、まったく意識しないのですが、当局の監視の目です。

気にしすぎではないですかぁ? と思われるかも知れませんが、ここ中国のネット社会は、自由と監視がバランスをとって存在しています。

中○○産党と仲の悪いgoogleは、本土から撤退し、香港からサービスを展開しています。 日本のgoogleサイトも使えますが、リンク先には飛べないように規制がかかることが多いです。

政府が気にしている単語を含む検索などをしていると、しばらくネットが使えなくなることもしばしばあります。 面白いのが、画像検索。

画像検索では、画像内容の検閲がしにくくなりますので、量的規制が入ります。 しつこく画像を検索していると数ページでいきなり、

検索サイトにつながらなくなります。 時に、yahoo も使えなくなりますが、google は、規制が激しいです。

じゃあ、どうやってこの膨大なネットに規制をかけているのか?ですが。

ITシステムと人海戦術の2本立てです。

ITシステムで有名なのが、金の盾。 詳しくは、こちらWikiで解説を見てね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%9B%BE

単純なキーワードでの制限ではありません。 閲覧者の閲覧履歴を追いながら、細かく規制がかかります。 

ここからは、聞いた話。 某、通信社からの情報ですが、上海だけで対日のネット&電話の監視要員が600名もいるとのこと。(**!

おそらく、細かい規制は、金の盾との連係プレーなんでしょうね。

なので、ブログや、メールでもできるだけ、規制にかからないように、少しでもリスクを下げて意味を通じさせないと、規制されて、

見られなくなってしまいます。 

 

こんな理由で伏字が多くなってしまいますが、悪しからず。

まったく●×△?□~○◎☆だなー。 って文章になってないじゃん。 冗談です。(笑 m(_ _)m